校友トピックス

武蔵野キャンパスの樹木|MUSASHINO思い出スナップ

西東京市の木50選の樹木を知っていますか?

武蔵野の面影を残す武蔵野キャンパスには、大小11,000本もの樹木が生い茂っています。春を彩る梅や桜の木、夏の鮮やかな青葉、秋の銀杏並木、春の訪れを待つ冬木立など、四季折々の景色が楽しめます。そんなキャンパス内には「西東京市の木50選」に選ばれた木が3本あることをご存じでしょうか。

参考:西東京市の木50選|西東京市Web

まず1本目は散華乙女の記念樹である「寒椿」、太平洋戦争末期に空襲で亡くなった4名の生徒を追悼するため植樹されました。爆弾が投下された12月3日には追悼会が行われ、その時期にはたくさんの白い花を咲かせます。美しいまま散っていくその姿は、散華乙女そのものといえるかもしれません。

2本目は本学院開学前からはえていたといわれる先住土着木の「山桑」です。この木の脇にあるプレートには「当時は、一面『茅萱(チガヤ)』の原野であったその中に山桑が二本だけはえていたそうである。その中の一本である。」と記されています。その頃からずっと本学の発展を見守っていたかと思うと感慨深いものがあります。

3本目はオーストラリアを中心に分布する「ユーカリ」です。正門を入って左側にある駐車場の脇にそびえ立つ、白い幹のひときわ大きな木がそれです。武蔵野の地にユーカリというのも奇妙な感じですが、すくすくと生長して今では他の木々を見下ろす大木になりました。ちなみに、ひとくちにユーカリといっても600を超える種類があり、コアラが食べるユーカリはそのごく一部です。

キャンパス内の樹木の多くは入学記念や卒業記念、有志の方々のご寄附によって植えられたものです。卒業生のみなさんの思い出が刻まれた樹木は、今もこの武蔵野で学ぶ後輩たちを静かに見守っています。

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