同窓会組織・支部・会員のみなさんにお話を伺いました。
藤井 真理子さん|むらさき会学科支部日本文学文化学科副支部長
2005年3月武蔵野女子大学 文学部 日本語・日本文学科 卒業(2004年度卒)。2005年4月武蔵野大学大学院 人間社会・文化研究科 言語文化専攻修士課程 入学、2007年3月同課程卒業(2006年度卒)。現在は、武蔵野大学 武蔵野文学館※ 客員研究員。
支部活動にかかわることになったきっかけを教えてください。
元々は「文学部同窓会有志の会」による支部会に、参加者兼手伝いで行ったのがきっかけです。参加者を「卒業して10年前後」の同窓生に絞った会が2019年夏に開催されたのですが、そこで声をかけて頂きました。
「むらさき会」の落合会長(当時)も参加しており、お会いした際に「日本文学文化学科副支部長」が不在である旨お話があり、「文学部同窓会有志の会」と「日本文学文化学科副支部長」を兼任することになりました。
普段はどんなことをされていますか?また、支部での仕事内容は?
普段は子供二人を育てつつ、武蔵野文学館の客員研究員として働いています。
支部のメンバーとしては、私自身は残念ながらほぼ活動していません。2019年夏に一度同窓会を開催した後、冬にかけて新型コロナウイルスが猛威を奮いはじめ、学内外を問わずイベント開催は難しい状態が続きました。2021年3月末に「文学部同窓会有志の会」として、コロナ禍における日文の最新情報を盛り込んだお知らせの文書を発送した事が、ほぼ唯一出来た事です。
仕事内容としては、学内関係部署との連絡・調整及び、印刷会社とのやり取りが多かったです。発送文書のデザイン・校正等も、他メンバーに助けられながら行いました。
学生時代の思い出を教えてください。
卒論のゼミの指導教員は、当時大学に赴任したばかりの土屋先生でした。レポートを書いた事はあっても、まともに論文を書くのは初めてのことで、書いたものを持って行っては、先生に添削して頂いていました。
私は芥川龍之介が専攻でしたが、ゼミには太宰治・樋口一葉・谷崎潤一郎・遠藤周作・江國香織・小池真理子と様々な作品で卒論を書く人が集まっていました。ゼミで一つの「作品・作者」について話し合い論文を書くことの「楽しさ・面白さ」に触れ、その後結局大学院へ進学しました。
時が経つのも忘れて作品について話し合い、他人の感じ方・考え方を知り、思いもつかない指摘を受け、自分とは別の視点があるということを体感できた事は、とても豊かな時間だったと思います。
ご当地自慢は何ですか?
東京都練馬区に住んでいるのですが、石神井川沿いの桜並木は見事だと思います。
4月には、川沿いに沢山の人が集まってお花見をしています。きれいに咲く割に、あまり混まないのでお薦めです。
ライフワークを教えてください。
紅茶が好きで、よく飲んでいます。以前から好きだったのですが、学生時代に吉祥寺の「Gclef」というお店で飲んだお茶がとても美味しく、それがきっかけで紅茶をよく買うようになりました。
最近は「べにふうき 桃花香」(井村典生作)が好きで、常備するようにしています。名前の通り、淹れるとかすかに花のような香りがある、とても美味しいお茶です。
同窓生に向けたメッセージをお願いします。
色々と先行きが不安な世の中ですが、逆にどうなるか分からないのですから、自分の好きなように生きて下さい。全く後悔の無い人生は無いのでしょうが、自分で考え選択した事は、たとえ失敗したとしても自身の糧になるものだと思います。
最後に宣伝となりますが、私が所属する武蔵野文学館は、予約すればどなたでも入館可能です。本や図書館が好きな方には魅力的な空間だと思いますので、未見の方はぜひ一度大学に遊びがてらいらして下さい。
お待ちしています。
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※「武蔵野文学館」は機関名、「むさし野文学館」は紅雲台東側に位置する場所の名称
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