出身校が同じことはそれだけで一つの大きなコネクション｜くれない会会員 M.Nakajimaさん

M.Nakajimaさん｜くれない会会員

武蔵野女子学院中学校卒業（2008年度卒）・高等学校卒業（2011年度卒／高校63回生）。高校在学中は一年間の交換留学に参加。その後、海外の大学に入学し、ビジネス学部マーケティング学科を卒業（2016年度卒）。2017年から物流会社に入社し、現在に至る。

国内外にサービスを提供している物流会社で働いています。私は国際物流を担う部署に所属し、海上輸送や航空輸送を専門とした業務を行なっています。

物流業界は新型コロナの影響を大きく受けており、未だイレギュラーな状況が続いています。

そのため、日々関係各所との調整に奮闘しています。

学校行事が好きで毎年楽しみにしていました。文化祭や体育祭など各々が得意なことを披露する機会がある場で、親しい友人だけではなく同級生が活躍する姿を見る度に感動していました。

また、クラブ活動や授業を通してたくさんの先生方にもお世話になりました。

高校2年の時に交換留学が決まった際、出発前にホストファミリーに見せる自己紹介のアルバムを作りました。学校生活を紹介するページのために、色々な先生方と一緒に写真を撮っていただきました。いい思い出です。

6年間過ごした学校に思い出の場所は沢山あります。
特に印象的なのが、正門を入るとガラリと世界が変わるような、校舎へと続く並木道です。

また、食堂にも思い出があります。

放課後に行くと唐揚げが売られていることがありました。私はほとんど毎日お弁当だったので食堂を利用する機会が少なく、友人とおしゃべりをしながら食べるのが楽しみでした。

隅田川の夜景

近所に隅田川があります。春には満開になった桜を見にたくさんの人が訪れます。夏の夜に行き来する屋形舟の灯り。空気が澄んだ冬の夜はとても綺麗でいつまでも見ていたくなります。

最近はウォーキングにはまっています。元々インドアでしたが、コロナ禍で在宅勤務が増え、通勤の回数も減ったので、更に運動不足になりました。それを解消するために始めたところ思いの外楽しく、今では通勤時など機会を作っては歩いています。

先日部屋の片付けをしていたら、高3の体育祭の荒城の月で使った扇子が出てきました。そこには、卒業前に友人に書いてもらった寄せ書きがありました。当時の思い出が溢れかえりました。

社会人になった今、強く思うことは、共通点を持つ人と出会う機会はなかなかなく、出身校が同じことはそれだけで一つの大きなコネクションになるということです。当時から今もずっと仲のいい友人であれば尚更です。

これからも中学・高校6年間のご縁を大切にしていきたいと思います。

※記事中の肩書きは取材当時のものです。また、学部・学科は卒業当時の名称です。