留学・国際交流の行方
2022年2月21日(月)、文部科学大臣より3月からの外国人留学生入国緩和のメッセージが発表されました。
「3月1日から、大学などの管理の下、待機期間が短縮されるなどの形で、観光目的以外の外国人の新規入国が認められ、1日当たりの入国者数の上限を引き上げられる新たな水際措置の方針が示されました。この新しい措置は、留学生の皆さんの入国を実現する上での第一歩となると考えています
」
2021年11月30日(火)から、新型コロナウイルスのオミクロン株への対応として、留学生を含む外国人の入国は停止されていましたが、この措置によって待機を余儀なくされていた外国人留学生の入国・受け入れが見込まれます。
2024年に創立100周年を迎えるにあたり、グローバルな人材育成をすべく、「国際化ヴィジョン100」を掲げている本学にとっても待ちに待った発表になります。なぜならこの取り組みの6つの柱のうちのひとつが、「外国人留学生受け入れの拡大」だからです。
具体的には、留学生を対象とする日本語教育や研修の充実など、受け入れ環境を整備。さらに、2024年には在学生に占める留学生比率を、15%まで拡大することを目指しています。新型コロナウイルス感染症の拡大により、留学生の受け入れは足踏み状態となってしまいましたが、海外渡航の要件を満たした学生から今後は徐々に弾みがつくことが期待されます。
なお、国際化ヴィジョン100では「教育内容の国際化」や「学生の海外派遣の拡大」なども推進しています。コロナ禍の長期化で難しいかじ取りを迫られますが、引き続き留学生の受け入れや渡航再開などを柔軟にサポートし、学生に寄り添っていく必要があると思います。
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