「受賞・表彰・誕生」で際立つ人たち
2022年8月2日(火)、2022年度前期授業が終了しました。今年度、本学では新型コロナウイルスの感染防止策を講じながら、キャンパスでの対面授業を中心とした教育を授業実施方針として推進。それにより大学には本来の活気が戻ってきました。キャンパスを行き交う学生の姿や教室から聞こえてくる授業の様子など、今までの日常がコロナ禍を経てかけがえのないものに感じられました。
そんな2022年度前期の学内ニュースを振り返り、「受賞・表彰・誕生」と「注目の取り組み」をテーマに、本学の気になるヒト・コトを2回にわたってお届けします。
PART1のテーマは「受賞・表彰・誕生」、最初は弁護士誕生のニュースです。法学部法律学科1期生の須藤 駿さん(池田 眞朗ゼミ)と中村 昌哉さん(金尾 悠香ゼミ)が、弁護士の道を歩み始めました。
膨大な学習時間を必要とする司法試験を突破し、さらに司法修習を受けるなど、弁護士になるということは並大抵の努力では成し遂げられません。自身の努力に加えて、法律の専門家に必要な資格取得をめざす法律学科法曹士業プログラムでの、試験合格に直結するカリキュラムが支えになったことでしょう。2人の卒業生の偉業は指導教員や後輩はもちろん、大学にとっても大いに励みになるはずです。
続いて、データサイエンスに関する受賞の話題です。データサイエンス研究科データサイエンス専攻修士課程2年の中田 弥希さんが、国際学会で上位の論文に授与される「Honorable Mention Award」を受賞しました。歌詞から時系列感情データを取得し、楽曲推薦を実現するシステムの提案が高く評価されました。
また、オンラインハッカソンに参加して努力賞を受賞したのは、データサイエンス学部データサイエンス学科3年の石井 雄大さんと北 椋太さんです。石井さんはオンライン授業サポートアプリケーション、北さんは“誘われ待ち”をアピールできるカレンダーアプリケーションを作成しました。近い将来、本学の在学生・卒業生が開発したシステムやアプリを利用する日が来るかもしれません。
出典
自分の可能性を試すチャンスとして、スピーチコンテストに挑んだ学生もいます。中国語のスピーチコンテストでグローバル学部グローバルコミュニケーション学科4年の渡辺 茉優さんと、経済学部経済学科3年の橋本 蘭々さんが見事入賞を果たしました。なお、橋本さんは「漢語橋」日本予選代表選手の1人として世界大会に参加する予定です。
最後に、毎春行われる「名誉教授称号授与式」についてご紹介します。令和4年度は、小川 桂一郎 元教養教育部会教授、一方井 誠治 元工学部環境システム学科教授、髙橋 一行 元教育学部幼児教育学科教授、榎田 二三子 元教育学部幼児教育学科特任教授、堅田 利明 元薬学部薬学科教授の5名が称号を授与されました。
卒業生の中には、上記の先生から学んだ方もいるのではないでしょうか。先生方のご功績を称えるとともに、本学へのご貢献に感謝したいと思います。
2022年度後期は、学生や教員の方々がどんなワクワクを届けてくれるのか、今から楽しみです。
※大学の最新情報は、大学公式サイト「TIMES一覧」よりご覧ください。
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