初めてづくしの「取り組み」
2022年度後期の学内ニュースを振り返る気になるヒト・コト、PART1に続いてPART2では「取り組み」についてご紹介します。
まず全学的に期待を集めているのが、2024年4月開設(設置構想中)の国内初となるウェルビーイング学部です。
2023年4月12日(水)には、有明キャンパスにて記者発表会が開催されました。西本 照真学長の挨拶に始まり、学部長就任予定の前野 隆司教授による学部紹介とミニ模擬授業、質疑応答を交えたトークセッションなど盛りだくさんの内容でした。「ウェルビーイングは、産業革命(明治維新)以来の社会の歪みを刷新するKEY」と考える前野教授は、ウェルビーイング学部の学びや未来に自信をのぞかせています。
新しい学部を開設するワクワク感が伝わる記者発表会の模様は、下記のリンク先ページよりアーカイブ配信でご覧いただけます。
2021年4月開設以来、さまざまな取り組みを展開・発信しているアントレプレナーシップ学部で、注目のプロジェクトが進んでいます。
同学部3年の大武 優斗さんが立ち上げたプロジェクト『あの夏を取り戻せ ~全国元高校球児野球大会2020-2023~』が、2023年11月29日(水)に阪神甲子園球場で開催されることになりました。
自身も甲子園を目指していた元高校球児という大武さんが、「社会に若者の『力』を伝えたい」という想いをもって進めたプロジェクトだからこそ、多くの賛同を得たのではないでしょうか。
また、アントレプレナーシップ研究所ではピッチイベント「EMC pitch -世界の幸せを叫ぶ-」を初開催しました。2022年8月に募集を開始し、2度のワークショップを経て応募者の中からファイナリストを選出。2022年12月、日本・イギリス・カナダに住む12歳から46歳まで11名の登壇者が、「世界の幸せを形にするためのアクション」について発表しました。
EMC Pitchは今後も継続的に開催予定とのこと。「ともに世界の幸せについて考え、向き合い、伝える機会を提供
」するEMC Pitchから目が離せません。
2024年、学校法人武蔵野大学は創立100周年を迎えます。それにあたり、創立100周年記念事業プロジェクトとしてスマートインテリジェンスキャンパス(SIC)開設、学生参画型イベント、100年史編纂、カンファ・ツリー・ヴィレッジ・プロジェクトなどが始動しています。
なかでもカンファ・ツリー・ヴィレッジ・プロジェクトは、「世界の幸せをカタチにする。」というブランドステートメント掲げた本学らしい特色あるプロジェクトです。
2023年4月29日(土)には、プロジェクトのキックオフとなるシンポジウムを開催します。「いかにして私たちはよりよき祖先になれるか」の問いをめぐって、ブータン王国王女殿下をはじめ、さまざまな国や分野で現代社会の課題に取り組むリーダーの方々が登壇します。「ブッダ・ダルマ」に馴染みのない方にも、その意義に触れるきっかけになるかもしれません。
学生参画型イベントのひとつ「卒業生を訪ねるプロジェクト」では、社会で活躍する卒業生を、在学生や在校生が訪ねて取材から執筆までを行っています。
『先輩、武蔵野らしさってなんですか?』『先輩の武蔵野愛を受け取り、後輩へ繋げていきます!』『先輩のように、夢を諦めず、つかみ取ります!』『すべての出会いを大切にして、自分たちの花を咲かせます』など、先輩と後輩が互いに共鳴し、言葉と想いを紡いだインタビューです。ぜひご覧ください。
2023年度はどんな取り組みが見られるでしょうか。ご期待ください。
※大学の最新情報は、大学公式サイト「TIMES一覧」よりご覧ください。
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