卒業生に向けて、はなむけの言葉
2024年3月14日(木)、令和5年度武蔵野大学卒業式・修了式が武蔵野キャンパス第一体育館にて執り行われました。まだまだ肌寒いものの、この日は快晴!袴やスーツに身を包んだ学生が、思い思いの場所で写真撮影に興じます。
今年度の卒業生の皆さんが入学された2020年は、新型コロナの影響で入学式は執り行われませんでした。大学生活の大半を、コロナ禍において過ごされてきたのです。
学長は、卒業生の皆さんに「改めてこの4年間を振り返っていかがだったでしょうか」と問いかけました。
「コロナ禍において様々な困難もあったことでしょう。しかし、自分を深く見つめ、同時に人と人との繋がりの大切さを感じたことも多かったのでは?」と続けます。
仏教において大切にしている言葉に「恩」という言葉があります。「心」という字の上に原因の「因」という字を書きます。命を生み出し、育み支えてくださる様々な働きに対して、深い感謝の念を抱くという意味合いを持っています。
「本日皆さんは、親御さんはじめ、友人、先生方、職員の皆さんなど、お世話になった方々に深い恩を感じながらこの卒業式に臨んでおられることと思います。恩を感じた皆さんがこれからの人生において世界の幸せを生み出す、新たな『因』となって活躍されることを心から願っています」と述べられました。
本学は今年創立100周年を迎えます。
卒業式が行われた体育館の周りにも、100周年を記念して、性別・国・民族・老いも若きも超えて繋がり合っていく、共に生きていく人物画が描かれています。「響き合って、未来へ。」この言葉を卒業のはなむけとされ、厳かに閉式いたしました。
卒業生の皆さん。ご卒業・ご修了おめでとうございます!
まだまだ続くこの先の人生。これまでの学生生活を礎に、大きな1歩を踏み出されることを願っています!
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