卒業生の生の声を聞ける絶好のチャンス!
7月27日(土)武蔵野大学有明キャンパスの3号館にてグローバルコミュニケーション学科初となるキャリアシンポジウムが開催されました!
「卒業生と在学生ならびに教職員との親睦を図る」
「学科ならではの学びを生かしたキャリア形成相互支援の場を設ける」
この2点を目指し、今回のキャリアシンポジウムが企画されたとのこと。
卒業生の皆さんは「グローバルコミュニケーション学科」をご存じですか?
武蔵野大学の前身である武蔵野女子大学が設立されたのが1965年。その当初からある文学部英米文学科を源流とし、2016年に開設されたのが「グローバルコミュニケーション学科」です。
学生全員が海外留学する全員留学を行っており、以下の3つの能力を身に付けることを目標に掲げています。
(1)多文化共生社会で必要とされる異文化コミュニケーション力
(2)英語・中国語の高度な言語運用能力
(3)グローバルイシューに関わる問題解決能力
グローバルコミュニケーション学科卒業生の皆さんはどのような進路を歩まれているのでしょうか?在学中の学びがキャリアにどのように役立っているのか、現在就職活動中の在学生にとって、先輩方の生の声は非常に気になる所ですよね。
それではキャリアシンポジウム当日の様子をご紹介して参りましょう!
第1部のハイライトは登壇者によるフラッシュトーク!
当日、会場となった有明キャンパス3号館301、302教室前の受付には「Check in」の文字。名札を受けとると、まずは飲み物のサービスがあり、その奥には「Lounge」と書かれた談笑スペースが用意されておりました。空港で搭乗のアナウンスを待つ、あの時のワクワク感がよみがえるよう♪
「Lounge」では、先生方やシンポジウムに登壇する卒業生たちが「久しぶりー!」と近況を報告しあったり記念撮影したりと華やいだ空気に溢れています。
301、302教室に入ると、総勢100名の3年生・4年生の姿が。その盛況ぶりにこのキャリアシンポジウムに対しての期待の程が伺えます。
開会の辞から始まり、むらさき会会長、そして支部長のご挨拶、学科の近況報告などがあり、同窓会としてタテヨコの繋がりを大事にされている雰囲気が伝わってきました。
そしてこの日のハイライト、グローバルコミュニケーション学科卒業生によるフラッシュトークです。
今回登壇される卒業生は7名の方々。出版、金融、IT、公務員、航空関連、ホテルと、卒業後の進路は随分と多岐に渡っているのですね!学科長の櫻井千佳子先生によると「副専攻AI活用エキスパートコースを受講している学生もいて、IT業界へ就職する人も増えてきている」とのことでした。なるほどー!
登壇者の方は
などなど要点をまとめてトークを繰り広げます。
どの登壇者の方も、現在のお仕事に誇りと自信を持ってお話しされており、思わず「自分が20代の頃、こんなにしっかりしてたかな?」とついつい比べてしまいました。
公務員や銀行にお勤めの登壇者のお話では、大学時代に学んだ「中国語」を生かす場面があること、IT業界にお勤めの登壇者からは「とにかくたくさんエントリーして、なぜ落ちたのかを分析するのも大事」などなど就活の具体的なアドバイスもあり、それを聞く在学生たちの面持ちも真剣そのものです!
第2部はグループセッション!
第2部は先ほど登壇された卒業生を囲み、少人数のグループに分かれてのセッションです。卒業生たちが自分の就職活動の状況をより詳しく説明すると、在学生からは矢継ぎ早に質問が飛び交います。
「何社くらいエントリーしたんですか?」
「IT業界のインターンに落ちてしまったんですが、グローバルコミュニケーション学科から技術職ってやっぱり難しいんですか?」
「面接では何をアピールすればよいですか?」
と質問内容もなんとも切実。
卒業生からは
「私は50社エントリーしました。多いかな?でもたくさん受けて自己分析していくといいと思うよ!」
「IT業界でも営業や総合職なら、例えば『留学で得たコミュニケーション能力を生かすことができます!』とアピールできるのでは?」
「企業のキャラクターにあわせて、アピールすること。例えばウチの会社は『創造』『ワクワク』『スピード』などを経営理念に掲げているので、『元気』『明るい』などのワードを入れて自己PRするとよいと思います」
などなど、実体験に基づく適格なアドバイスが飛び交います。就活中の在学生にはこのアドバイス、刺さりまくっているのではないでしょうか?
まだまだ質問がとまらない様子ではありましたが、残念ながらタイムアップ!「名残惜しい…」という最高の余韻を残しつつ、最後はグローバル学部長、島田徳子先生のご挨拶で締めくくられました。
「今回のシンポジウムは『Check in』『Lounge』など空港がモチーフとなっています。ラウンジでくつろぎながら、将来のキャリアについて考えてほしい、という願いが実は込められています。今日は皆さんにオリジナルのマグネットカードをお土産としてご用意いたしました。」
配られたマグネットには「GO GLOBAL with GC」の文字が。
「世界に旅立つ皆さんの背中を、武蔵野大学が後ろから照らしているというデザインになっています。このマグネットを皆さんのお家の冷蔵庫にぜひ貼ってください!そしてマグネットを見た人にグローバルコミュニケーション学科のすばらしさを語ってくださいね!では皆さん。マグネットはどこに貼りますか?」
「冷蔵庫ー!!」
と、ここで会場からはドっと笑いがおこり、大盛況のうちに第1回キャリアシンポジウムは閉会したのでありました。
未来のなりたい自分
今回のキャリアシンポジウムに登壇された卒業生は、在学生にとって「未来のなりたい自分」です。今はまだ漠然とモヤのかかったような自分の未来の姿も、今回のキャリアシンポジウムを通して少し輪郭が浮き出てきたのではないでしょうか?この先進むべき道も、何をすべきかも、きっと見えてきたことでしょう。そういった意味においても、今回のキャリアシンポジウムはとても有意義な会だったように感じました。
閉会後、3年生に感想を聞いてみると
「まだ進路ははっきりしていませんが、航空業界、ホテル業界に興味を持っています。このキャリアシンポジウムでは、会社のリアルな話、就職活動をどう進めたらよいのかなど、先輩から話を聞けてよかったです」とのこと。
これからも回を重ねていくであろう、このキャリアシンポジウム。この日参加してくれた在学生たちが数年後のシンポジウムに登壇し「あの日のアドバイスのお陰で就活を無事成功させることができました!今とっても充実しています!」と、後輩に伝える姿があることを切に願っております!
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