卒業時アンケートとは
本学では、2015(平成27)年から「卒業時アンケート」を卒業式開催日に実施しています。
これは、学生の入学から卒業までの情報を収集・分析し、今後の教育に対する改善、新たな企画・立案することを目的とし、また学生の4(6)年間の追跡を検証する調査。卒業式の非常に慌ただしい中で、アンケート調査に協力いただき、さらに回答率も高く(約87%)さらに丁寧に回答いただいている事に大いに感謝しています。
今まであまり表に出す事は少なかったももの、今回は4回にわたり集計結果を報告します。
直近の卒業生の母校への思いを感じていただき、ご自身が学ばれたころの思い出も加え、ぜひ、当時の学生生活と比較し、大いに語ってみてください。
調査概要
- 実施期間:令和2年3月9日~31日
- 対象者 :武蔵野大学令和元年度3月卒業生
- 調査方法:WEBアンケート、学科名・学籍番号入力
- 集計人数:1,611名/1,860名
- 回答率 :86.6%
卒業時アンケートでは、大きく次の4項目について調査しています。
- 大学・教育への満足度
- 卒業までに身についた能力
- 就職(進路選択)活動
- その他
アンケート集計結果:第1回(全4回)
今回は「1.大学・教育への満足度」について報告します。
【Q1】入学時に期待していたことは何ですか。(複数選択可)
【Q2】入学時に期待していたことは 全体的に満足できる結果でしたか。
【Q3】あなたの内面に良い影響を与えてくれた先生との出会いはどのくらいありましたか。
【Q4】卒業後も校友が続くような良い友人はできましたか。
【Q5】卒業後も打ち込みたい・探究したいと思うような学問に出会うことができましたか。
武蔵野大学の満足度77%
武蔵野大学の4年間を通じて、入学時に期待していたことに対し、満足できる結果だったとする割合は約77%。(【Q2】:「とても満足」「やや満足」の合計)卒業を無事迎えた安堵感や、最後の登校日に対する高揚感はあるとはいえ、なかなかの満足度です。
さらに、入学時の「多くの友人・人間関係への期待」【Q1】は35%程度。ところが卒業時【Q4】では、90%以上の人が、内面に良い影響を与えてくれた先生と出会い、いい友達に恵まれたと回答しています。
また、同じく回答者にとって入学時50%前後の期待であった、「専門分野の学習・研究と幅広い知識や教養を得る」こと【Q1】について、74%の学生が卒業後も打ち込みたい・探究したいと思うような学問との出会いを果たしています。
少々高すぎる気もしますが、恩師や友人との出逢いや、学びへの出会いも果たせ、一定の達成感を感じている卒業生が多い模様です。
次回は、もう少し卒業時の調査から、その学生生活の満足度をみてみます。
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