アントレプレナーシップ学部寮が雑誌で紹介
2021年4月に開設されたアントレプレナーシップ学部(以下EMC)、その学生寮が総合ニュース週刊誌『AERA』(朝日新聞出版:9月20日号)の教育面「イノベーションは寮から生まれる」で取り上げられました。
EMCは、起業家精神(アントレプレナーシップ)をもって、新たな価値を創造できる実践的な能力を身につけた人材の教育を目指しています。カリキュラムは実践中心、教員は現役の実務家が中心、そして1年次は全員が学生寮に入り、共に寮生活をしながら学びます。
EMCで新たな一歩を踏み出そうとする、熱量の高い若者たちが集まる寮には、日本興業銀行を経て「Zアカデミア」学長、ベストセラー『1分で話せ』の著者など、多彩な顔を持つEMC学部長・伊藤 羊一教授自らメンター役として同居しています。
10代という若さで、社会の第一線で活躍するビジネスパーソンと寝食を共にし、ビジョンやアイデアなどを積極的に吸収できる場所にいるその幸運。伊藤教授がいつでも相談できる距離にいることは、EMC生にとって何ものにも代えがたい財産となっていくはずです。
寮生活は、通学のキャンパス生活よりも人との距離感が近く刺激を受ける一方、人間関係に苦労することもあると思いますが、EMC生からは「友だちも出来て、将来のことや授業のことなど、常に意見交換する仲間が出来ました
」「他の大学に比べてやっぱり仲間との密度が高い時間を過ごせる
」という声が挙がっています。
寮内の共有スペースは、授業の課題や自身のビジネスプランを立案する場であり、招いた起業家らのワークショップやセミナーを実施する場でもあります。仲間や起業家の方々の話から視野を広げたEMC生たちは、これからどんなチャレンジを見せてくれるのでしょうか。
Facebookがハーバード大学の学生寮から生まれたのは有名な話ですが、EMC学生寮から誕生する新たなイノベーションを、期待せずにはいられません。また、新学期を迎えてオンラインと対面授業の双方を行うハイブリッド授業が急増する中、コロナ以降の学びのコミュニティとして、学生寮が武蔵野大学の新たな可能性を拓く日がくるかもしれません。ぜひ、ご注目ください。
参考文献:
石田かおる「イノベーションは寮から生まれる」、『AERA 2021年9月20日号』、2021年9月、朝日新聞出版、pp26-27。
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