あの青春をもう一度
日に日に秋めいていく10月、大学祭シーズン到来です。本学では、武蔵野キャンパスで行われる「摩耶祭」と、有明キャンパスで行われる「黎明祭」があり、摩耶祭では毎年計1万人を超える人々が訪れます。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、初のオンライン開催で、約14,000名の方が大学祭特設サイトを訪れました。今年度は第54回「摩耶祭」、第10回「黎明祭」をオンラインで開催します。前回の企画からさらにパワーアップして、お笑い芸人やバンドミュージシャンによるライブ配信を予定しています。
さて10年前の2011年、本学の大学祭はどのようなものだったのでしょうか。武蔵野キャンパスの「摩耶祭」は第44回、2011年10月21日（金）～23日（日）に開催されましたが、「黎明祭」はまだありません。江東区有明に有明キャンパスが開設されたのが、2012年だからです。現在、大学祭実行委員会はTwitterで情報を発信していますが、以前はブログを更新していました。ブログをのぞいてみると、当時の様子がありありと伝わってきます。
ポスコン前半戦終了（2011年の摩耶祭より）
第44回摩耶祭のパンフレット（2011年の摩耶祭より）
毎年、大学祭ではテーマが決められます。そのテーマに基づきポスターコンクールが行われ、投票数が最も多い作品がその年のポスターやパンフレットの表紙を飾ります。2011年の応募総数は91作品。2回に分けて掲示し、5月中旬から下旬にかけて掲示板にはカラフルな応募作品がずらりと並びました。
摩耶祭の垂れ幕と立て看板設置作業（2011年の摩耶祭より）9月中旬には、武蔵野キャンパス1号館前に摩耶祭の垂れ幕が吊るされます。正門から登校した学生はこの垂れ幕を見上げて、摩耶祭の季節が来たことを実感していたことでしょう。そして10月上旬、いよいよ正門前に立て看板を設置。立て看板は毎年、制作から設置までを1年生が担当します。
大学祭といえば、さまざまな楽しい企画があります。摩耶祭でおなじみの講堂企画、2011年はお笑いライブで、ゲストはガレッジセール、cowcow、エハラマサヒロ、ゆったり感、オリエンタルラジオでした。ちなみに2021年は、10月9日（土）にお笑いトークライブを開催。ゲストはキングオブコント2015チャンピオンの「コロコロチキチキペッパーズ」、『女芸人No.1決定戦 THE W』の3代目チャンピオンとなった「3時のヒロイン」、吉本興業所属のお笑いコンビ「レインボー」です。
また、10月10日（日）は音楽ライブで、人気急上昇中の5人組バンド「ネクライトーキー」と、12月に初フル・アルバムをリリース予定の「ユアネス」が登場します。お笑いトークライブも音楽ライブもYouTube Live配信で、事前に予約が必要です。詳細は以下のリンクよりご確認ください。
長いようで短い10年間、本学も社会も文化も変わり続けています。当時の学生たちは10年後の大学祭がオンラインになるとは、想像すらしていなかったでしょう。
2021年の第54×10回 摩耶祭×黎明祭は、 “Recast”（「作り直す」「一新する」の意）をテーマに掲げ、コロナ禍にも負けずに大学祭を作り上げた後輩たちの集大成です。卒業生のみなさん、ぜひ母校の大学祭サイトにアクセスしてみてください。
※2021年10月9日（土）12:00オープン
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