静謐の聖語板に見出してきたこと
有明キャンパス正門、武蔵野キャンパス正門・北門に設置されている「聖語板」を覚えていますか?
先人のことばを月替わりに掲示しています。
在学時、何気なく見過ごした言葉、瞬時に腑に落ちた言葉、場面を具体的にイメージできる一文、また、思わずその意味を自身に問い掛けた経験はありませんか。
そして、1カ月間、朝に夕に目にすることで、じっくりと心に沁みこんでくる言葉がありませんでしたか?
今も変わらず、「聖語板」は学生に、教職員に、大学を訪れる人に静かに語りかけています。
10月の聖語
「仏教の説く「
」
松本 智量
今月は浄土真宗本願寺派延立寺の松本智量住職の名言です。
松本住職は八王子市にある延立寺の住職を務める傍ら、認定NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長、自死・自殺に向き合う僧侶の会事務局長、八王子市仏教界理事長、「寺ネット・サンガ」の事務局員とさまざまな活動に尽力されている人物です。
今月の聖語にさらなる説明は不要かもしれません。偏見に陥ることなく、そのまま言葉を心に刻み、時折自分自身の振る舞いや考えを振り返るのが一番だと思います。
「中道」の考え方や仏教の教えに興味が湧いたならば、読書の秋らしく関連書籍を読んだり、講座を受講したりするのもよいかもしれません。本学では仏教文化研究所の公開講座や日曜講演会、仏教関連を含む生涯学習講座などを開催しているので、この機会にぜひチェックしてみてください。
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松本智量(まつもと ちりょう)
1982年に龍谷大学を卒業後、1983年に浄土真宗本願寺派 松寿山 延立寺の第十三世住職に就任。認定NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長、自死・自殺に向き合う僧侶の会事務局長、八王子市仏教界理事長、「寺ネット・サンガ」の事務局員。
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