『教育機関向けAI人材育成プログラム』導入
スマートフォン内臓カメラ、スマートスピーカー、エアコン、お掃除ロボット。今では、我々の生活に身近なこれらすべてに活用されている「AI(人工知能)」ですが、理解するのはむずかしそう、学ぶなんてもっての外と思っている方も多いでしょう。しかし、AI活用のニーズの高まりとともに、日本ではAI人材の育成が急務となっています。
そんな中、本学では2021年4月からスタートした全学共通基礎課程『武蔵野INITIAL』により、AI・データサイエンスの基礎的な知識とスキルを大学1年次から全学科で学びます。また、「入門」「基盤」「専修」の3つの科目群で構成されている情報副専攻(AI活用エキスパートコース)については、文系・理系問わず希望する学生全員が実践的なAI活用スキルを修得することができます。
なお、入門科目群「データサイエンス・AI入門」が文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定
されました。
そしてこのたび、本学はDataRobot, Inc.(以下 DataRobot)提供の『教育機関向けAI人材育成プログラム』を導入します。国内私立大学初の試みで、専門知識や技術を持ち合わせていない学生も、データ分析や数値予測機械学習技術の修得を目指すことができます。
2022年9月の導入に先駆け、2021年10月末からデータサイエンス学科生がDataRobotを体験。学生たちは先端テクノロジーにいち早く触れる喜びを感じているはずです。今後も、「AIを活用できる力」を持つことは、非常に強力な武器となるでしょう。自身の将来はもちろん、就職先や地域社会、さらに日本社会の問題を解決する手段になる可能性もあります。
より多くの学生が「AIを活用できる力」を修得することは、より多様なイノベーションの担い手が増えることを意味します。理系脳の学生がより高度なAI技術を身につけ、理系脳以外の学生のアイデアがAIと結びつき、これまでにないイノベーションが生み出されるかもしれません。
新たに導入する『教育機関向けAI人材育成プログラム』。未来につながるAI人材づくりが待ち望まれます。
コメントをもっと見る