みんなで集まって考えて実行していく場所
みなさんは「学生寮」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか? 相部屋、門限、上下関係といったイメージがある人もいるかもしれませんが、今どきの寮はひと味違います。2021年4月に本学に誕生したアントレプレナーシップ学部(以下、武蔵野EMC)が設置した学生寮では、1年次は全員入寮します。しかも、学部長自ら学生たちと一緒に生活しています。
学生寮は寝食の場というだけではありません。共有スペースでは課題やビジネスプランを立てたり、ゲストを招いてワークショップを開催するなど、寮生活の中でアントレプレナーシップ(起業家精神)を創り上げる「教育寮」として位置づけられています。
なぜ寮に入るのか。伊藤教授は動画『アントレプレナーシップ学部学生寮についての学部長メッセージ』の中で、理由は3つあると語っています。その3つとは「①仲間になる」「②活躍する起業家などゲストと交流する」「③仲間とプロジェクトに取り組む」です。
「みんなで、集まって、人を呼んで、そしてみんなで考え実行していく。そんな場所に寮をしていきたいという風に思います。これをやることによって、この寮で1年間過ごすことによって、圧倒的にみなさん成長して、アントレプレナーシップを身に付けることができる、と私は信じています
」
伊藤教授の言葉には、新たな挑戦への決意が感じられます。
一方、武蔵野EMC生たちは寮生活について、どのように感じているのでしょうか。動画『EMCの寮ってどんなとこなん? 1年生が全員入る学生寮をドーンとご紹介』では、武蔵野EMC2期生が寮の設備やポイント、寮あるあるなどを面白おかしく紹介しています。
学生寮は全室個室、管理人常駐、食事は朝夕2食付。水回りは共用です。課題やミーティングをするなら多目的ルームと大河内文庫、運動不足解消には筋トレスペースと寮の前に芝生のグラウンドがあります。ちなみに学生たちがおしゃべりをしたり、ボードゲームを楽しんだりするコミュニケーションスペースは、学生たちが自ら内装を手がけたとのこと。寮生活必需品ランキングは武蔵野EMC受験希望者必見です。
なお、寮の設備については2022年8月の情報となります。寮についての概要、費用、見学の問い合わせ先などはこちらから確認可能です。
動画『学部開設から1年、それぞれの歩み』では、武蔵野EMC1期生の歩んだ1年の軌跡を紹介しています。寮生活については、じつにさまざまな感想がありました。
ある学生が「寮の最初の1週間はちょっとつらくて。地元の友達の家に土日行って、久々に地元の空気を味わって回復して帰ってきたみたいな
」と言えば、別の学生は「友達70人と1年間シェアハウスできるとか最高じゃん
」と最初から楽しんでいる様子でした。
また、「みんなのがんばりが可視化されてるから。あいつができてるなら俺もできるはずじゃん、って思っちゃう
」と仲間との生活を経てやる気スイッチが入った学生や、「こうみんなだんだんのめりこんできちゃって。毎日会議、毎日喧嘩して、みたいな。でもそれができたのは絶対寮だったからだな、とすごい思う
」と寮生活だからこそ体験できたことを振り返る学生もいました。
そんな寮生活を通じての1年、誰よりも近くで学生たちの成長を見守ってきた伊藤教授は確かな手ごたえを感じているようです。
「アントレプレナーシップ学部っていう学部自体、はじめてなんですよね。でも何かを期待してきてくれたわけで。その思いっていうを無にしちゃいかんというか、徹底的にサポートする。1年経ってみて、みんなの目の色が変わって、成長しているのを見てですね。「やったじゃん」て。ひと言でいうと、そんな感じですね
」
「新しいものを生み出す原動力となるコミュニケーションの場」、それが武蔵野EMCの学生寮の魅力となっています。武蔵野EMCでは動画だけでなく、各種SNSで日常の様子を発信しています。ぜひそちらもチェックしてみてください。
出典
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