パイプオルガンの重厚な響きとソプラノの豊かな歌声と
みなさんは築地本願寺を訪れたことはありますか? 中高出身の方は学内行事のひとつである築地本願寺参拝に参加したことがあると思います。異国情緒漂う独特な外観、金色に彩られた本堂の荘厳な雰囲気に、圧倒された記憶がある方もいるのではないでしょうか。
さて、その築地本願寺では毎月最終金曜日に、パイプオルガンによるランチタイムコンサートを開催しています。仏教音楽普及のため、1970年に仏教伝道協会から寄贈されたパイプオルガンが奏でる幅広いジャンルの音楽を無料でお楽しみいただけます。
2023年12月22日(金)、今年最後となるランチタイムコンサートでは、本学院高等学校、大学の卒業生である声楽家の太田文子さんが出演し、イタリア歌曲、オペラアリア、ポピュラー音楽、仏教讃歌を歌います。
4歳からピアノ、14歳から声楽を始めた太田さんは本学卒業後、音楽の道を歩んできました。数々のコンクールで受賞し、ソロリサイタルを開催。また、築地本願寺合唱団楽友会の指揮者、浄土真宗本願寺派寺院にて仏教讃歌の指導に携わるなど経験を経て、現在は音楽の力を生かせる僧侶をめざしています。
本学は、前身である武蔵野女子学院が1924年に築地本願寺の境内に設立されたところから始まります。2024年に迎える創立100周年を前に、築地本願寺で卒業生が声楽で出演するランチタイムコンサートに足を運んでみてはいかがでしょう。
コンサートの詳細は築地本願寺のWebサイト(楽しむ>パイプオルガンコンサート)をご確認ください。
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