同窓会組織・支部・会員のみなさんにお話を伺いました。
髙橋 梓さん|むらさき会学科支部看護学科前支部長
武蔵野大学看護学部看護学科を2010年3月に卒業(2009年度卒)。都内大学病院で看護師として勤務した後、武蔵野大学看護学部で助手として勤務。現在、武蔵野大学大学院看護学研究科在籍中。武蔵野大学同窓会むらさき会学科支部看護学科前支部長。
支部活動にかかわることになったきっかけを教えてください。
看護師として6年間勤務した後、恩師からお声がけを頂き、母校の教育活動に携わることになりました。私自身は看護学部の1期生でしたので、学部の先輩というのはいなかったわけですが、この頃になると実習先にたくさんの卒業生が働いていて、実習に来た後輩の姿をとても喜んでくれる場面に多く出くわしました。
そんな中、同窓会を卒業生だけのイベントにするのではなく、在学生と卒業生の交流の場にできないかという思いが芽生えました。そこで、支部活動に参加し、現在では看護学科支部の恒例行事となった「TEA PARTY」という交流会イベントを始めました。
支部での仕事内容は?また、普段はどんなことをされていますか?
昨年まで支部長を務めさせて頂き、現在は一役員として支部活動に携わっています。頼もしい後輩がたくさんいますので、これからは陰ながら今後の支部活動を見守っていきたいと思っています。
普段は、本学大学院の看護学研究科に在籍し、看護教育学に関する研究をしています。母校で教育活動に携わる中、学生たちにもっと看護学の魅力を知ってほしいとの思いを強くしたことが進学のきっかけになりました。
思いがけず、また本学の学生に戻ることになり、2度目のキャンパスライフを楽しんでいるところです。
学生時代の思い出を教えてください。
一番の思い出は、採血の演習です。友達の腕を借りて行うのですが、見事に失敗してしまい、居残りになってしまいました。私を入れてたった3人の居残り組の前に腕を差し出したのは、なんと現在の学部長である香春知永先生でした。
「はい、やってみて。」と言われた時は、緊張でどうなることかと思いましたが、香春先生は、私たち3人が無事に採血できるまでずっと練習に付き合って下さいました。
余談ですが、その香春先生は、今、私の指導教授をして下さっています。ご縁というのは本当に不思議なものですね。
ご当地自慢は何ですか?
私の住んでいる町からは、東京タワー、スカイツリー、富士山を同時に見ることができます。こう見えて、体力には自信があり、登山にはまっていた時期もありました。白馬三山、奥穂高岳、燕岳と振り返れば、たくさんの山に登りました。
ライフワークを教えてください。
家でゆっくり過ごすことが一番のリフレッシュになるので、ベランダでガーデニングをしたり、編み物をしたり、気が向いたら散歩に行ったりしています。外に出かけたり、アクティブに過ごすことに憧れて実際に挑戦したこともありますが、やっぱり家でゆっくり過ごすことに勝るものなしですね。
同窓生に向けたメッセージをお願いします。
母校というのは、あの頃の自分を取り戻し、明日も頑張ろうと思える、そんな不思議な力を持っていると思います。
看護学部の同窓生の皆さんは、看護職の方が多いと思いますので、新型コロナウイルスの影響もある中、医療現場の最前線で活躍されてきた方も多いのではないでしょうか。少し疲れてしまったなと思うようなことがあれば、ぜひ母校に足を運んでみて下さい。なんだか力が湧いてくると思います。
そして、さらにパワーが欲しいという方は、ぜひ看護学科支部会(例年11月2週目の土曜日開催)に足を運んでみて下さい。懐かしい先生方や同窓生、フレッシュな在学生たちにも会えますよ。私たちの愛すべき母校で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
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※記事中の肩書きは取材当時のものです。また、学部・学科は卒業当時の名称です。
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