同窓会組織・支部・会員のみなさんにお話を伺いました。
久保田 敦子さん|むらさき会学科支部社会福祉学科前支部長
2004年3月に武蔵野女子大学現代社会学部社会福祉学科を卒業(2003年度卒)。2004年4月、社会福祉法人いたるセンター短期入所事業部クローバーに入職。生活支援員として勤務し、2008年12月に退職。2009年4月、武蔵野大学 社会福祉学科実習指導室着任。実習助手として勤務し、2014年8月に退職。武蔵野大学同窓会むらさき会学科支部社会福祉学科前支部長。
支部活動にかかわることになったきっかけを教えてください。
むらさき会の学科支部創設時、社会福祉学科実習指導室に勤めていました。当時学科長だった深浦勇先生と学科教員だった山田利子先生より「卒業後も大学とつながりの深い卒業生であること」を理由に、支部長にご推薦いただいたとのことでした。
支部での仕事内容は?また、普段はどんなことをされていますか?
現在は支部長を交代し、年数回の実行委員会に参加しています。今年度の実行委員会では、現支部長の原田知香さんが中心となり、学科の先生方にもご参加いただきながら、学科同窓会の内容等を検討しています。令和3年度学科同窓会は11月13日(土)にzoomにて開催しました。
普段の生活は、大学での勤務を退職してから、ずっと専業主婦をしています。昨年、そろそろパートでも始めてみたいと思っていたところ、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で幼稚園が休園。出鼻をくじかれる形で、ずっとタイミングを逃したまま今に至ります。
学生時代の思い出を教えてください。
3年次より知的障害者福祉を選択し、深浦勇先生のゼミに入りました。先生のゼミでは、実際の事例についてプリントが配布され、「さて、どう思う。あなたならどうしたらいいと思うかねぇ…」と、まずは学生に考えさせる授業形態でした。先生の明るく穏やかなお人柄がにじみ出ており、普段のお話の延長のように、ゆったり授業が進んでいました。
一方で、社会福祉士国家試験対策では、先生からは「今から受かるための勉強法を教えるから、その通りにやってごらんなさい」とたった一言、勉強法の伝授のみでした。勉強法についての詳細は割愛しますが、お菓子を持ち寄りながら和気あいあいと勉強をしていても、深浦ゼミは国家試験合格率が毎年比較的高く、先生の勉強法は代々受け継がれていきました。
ご当地自慢は何ですか?
埼玉県の狭山・入間周辺は自然豊かで、大きな公園がいくつかあります。コロナウイルスが流行してからは実施されていませんが、夏は『狭山市入間川七夕まつり』が開催され、数千発の花火が夜空を彩ります。秋には航空自衛隊入間基地の『入間航空祭』が開催され、ブルーインパルスのアクロバット飛行が目玉です。
ライフワークを教えてください。
せっかく自然豊かな土地に住んでいるのだからと、子ども達を連れて、季節を感じられる遊びをさせています。先日も「どんぐりたくさん拾うよ!きれいな落ち葉も拾おう!」と自転車で8キロほど移動しながら、いろいろな種類のどんぐりや落ち葉をたくさん拾いました。
帰宅と同時に工作タイム。子どもの想像力は無限だと思い知らされました。我が家で育てた朝顔の弦を巻いてリースも作ったので、ペイントしたどんぐりを飾りつけて、クリスマスを迎えようと準備中です。
同窓生に向けたメッセージをお願いします。
私と同年代でお仕事を続けてきた方は、もう中堅からベテランになっている頃でしょうか。また、現在お仕事をされていない方も、日々の生活で慌ただしく過ごしていらっしゃることも多いのではないでしょうか。何かとお忙しいことと思いますが、このようなご時世ですので、健康第一でお過ごしください。
また、ここ1、2年で卒業された方の中には、充分な現場実習ができないまま福祉現場に出てしまい、なかなか大変というお話も伺います。先生方も母校で相談にのってくださいますので、困ったことがあれば、連絡してみてはいかがでしょうか。先生方はいつでも、卒業生からの連絡を楽しみにされています。
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※記事中の肩書きは取材当時のものです。また、学部・学科は卒業当時の名称です。
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