同窓会組織・支部・会員のみなさんにお話を伺いました。
神戸 淑子さん|くれない会会員
武蔵野女子学院高等学校卒業(高校16回生)。東京学芸大学教育学部中等教育課程美術科卒業。通信教育の日本通信美術学園添削指導部入社。岡山県に転居。以後、美術教諭として岡山市内の市立中学校勤務後、岡山市の私立高等学校に勤務。母の介護のため退職。現在は日本画や仏画の制作を行っている。
どのようなお仕事をされていますか?
20年以上中学・高校の美術教諭として勤める傍ら、日本画に興味を持ち、日本画家に師事しました。現在は日本画制作を継続しています。また母校、武蔵野女子学院の中・高で学んだ浄土真宗の教えも、仏画制作という形で続いています。
学校生活では、どんな思い出がありますか。
修学旅行や運動会、音楽会など、学校行事を通じての友人との交流は、ほかの何ものにも代えがたいものだと思います。放課後の美術部の活動でも、友人との交流はいつでも楽しいものでした。
朝のお勤めではその厳かな雰囲気、簡単な読経、そして校長先生の講話が心に残っています。大学受験の際には、美術の先生から個人的に実技指導をいただいたことも忘れ難い思い出です。
学校生活での思い出の場所を教えてください。
木が多く、建物が見えない正門から校舎の正面玄関までの道。
玄関脇に菩提樹が繁り、美しい風景でした。朝の通学途中、友人と話しながら歩くこの道が印象的でした。
ご当地自慢は何ですか?
当地岡山県瀬戸内市には、大正ロマンを代表する画家、詩人の竹久夢二の生家、美術館があり、また、名刀長船(おさふね)関係の刀剣を展示する刀剣博物館があります。
ライフワークを教えてください。
日本画と仏画の制作です。
同窓生に向けたメッセージをお願いします。
“継続は力”とよく言われますが、若い時は実感出来ませんでした。長く生きてきて初めて実感を伴う言葉となりました。あきらめずに続けることで何かを掴めると思います。
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※記事中の肩書きは取材当時のものです。また、学部・学科は卒業当時の名称です。
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